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氏家 賢之 Chief Technical Officer
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□氏家にコメントする |
| 2012.03.14「調子」 |
携帯電話の電源が入らなくなる。ノートPCのバッテリーが寿命で動かなくなる。入社が決まっていた技術者から、出社の2日前に辞退の連絡。
2月の末頃に、一気に起こったことの一例。何か調子が悪いときは、とことん悪いことが起こる。作家の浅田次郎氏によると、こういう状態を「くすぶり」
というそうだ。浅田次郎氏曰く、くすぶり状態の時は、大人しくしていろ、ということだが、なかなかそうもいかない。
こういう時だからこそ、いろいろなことが降りかかってくる。しかし、それをきっかけに、今までとは別の考え方もできるようになる。
昔からの友人、仕事で知り合った同じような立場の人、元上司、元部下、ピンチの相談を快く聞いてくれる人に支えられて生きていることを実感する。
支えてくれる人々は、我々の原点である「人間としての余白」を持った人々だった。ピンチの時こそ、原点である余白を持たなければならない。
ここ数か月、「くすぶり」状態が続いていたが、やるべきことは見えている。
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| 2012.01.27「置き換えと拡大」 |
歴史の中では、いろいろと革命的な発明などがあった。火薬や印刷、蒸気機関などなど。最近の革命は、やはり「IT」だろう。
私が学生で、就職活動をしている頃が正にその時期で、世の中はWindows95が発売され、携帯電話なども一般的になり始めていた。
当時の自分も「これからはITだ!」と、ITのことなど全く分かっていなかったのに、その業界に就職した。その当時は、
「きっと世の中はITで革命的に効率が上がって、携帯電話やメールなどで距離も圧縮されて、世界が豊かになる!」なんてことを
思っていた。実際にITの普及で生活スタイルは大きく変わり、夕方に公衆電話に並ぶこともなくなり、わざわざ買い物に行かなくても
欲しい物がインターネットで購入できるようになった。ただ、経済的には日本全体が豊かになっている感が湧かない。効率化された
時間分、GDPが上がったりしても良さそうな気がするが、そうはなっていない。とすると、効率化分は何かと置き換わって
しまった、ということなのだろうか。 以前、携帯電話が腕時計市場を縮小させてしまったという話を聞いたことがあったが、
IT全体でもそういうことが起こっているということなのかも知れない。強い商品が弱い商品を退場させていく、それは正しいことで、
我々の仕事も、競合との競争で勝ち残ったものが受注となり、同様のことを行っている。一つの「器」の中での強さを磨いていく、これは
必要不可欠なこと。ただ、「器」そのものを拡大することができないと、全体としては当然のことながら成長ができない。
今年も既に1か月が経過しようとしている。目の前のことに追われることが多かったが、今年は日本の器を少しでも拡大できるような、
新しいことを行っていきたい。
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| 2012.01.01「2012年」 |
昨年末、Mac Book Proを購入した。この仕事をしている間、ずっと型落ちのThinkPadを使い続け、現在は5代目のマシン。
そもそも自分の業務では、HTMLやPHPなど、軽いデータを扱うことがほとんどだったので、古いPCを使っているユーザーと同じ環境で、
という思いと、キーボードの真ん中にあるTrackPointというポインティングデバイスに馴染みがあり、そのPCを使い続けていた。
黒いパソコンから、銀色のMacへ。自分の中では大きな方向転換。しかし、これまでも様々枠を広げながら進んできたことを考えると、
怖いことはない。プログラマ/技術者からITトレーナー、PM、プロデューサー、営業。会計ソフトからEC、占い、デジタルサイネージ。
「自分はこう!」なんていうと、こだわりがあってカッコよく思えたりするのかもしれないが、分からないことやできないことに
開き直らず、常に自分の世界を広げて進んできた。今年もまた、新しい世界を開いて、これまで以上に楽しんでいきたい。
謹賀新年。 本年も宜しくお願いいたします。
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